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あなたの首筋にそっと長い爪をたてた
赤くにじむそれは強く愛した証でしょう?
「ただ私だけを見て」なんて言えずに
繋げた不道理にすべてを捧げて瞳閉じるの
薬指に光るあてつけから目をそらして
都合の良いオンナ演じ口付けを交わした
なぜ振り払えないの抗えないの
見下げた行為さえ断ち切れないまま腐り堕ちるの
囁く言葉などその場限りのまやかしで
抱かれた温もりは私のものにはならない
あなたの首筋にそっと長い爪をたてた
赤くにじむそれは強く愛した証でしょう?
「くだらない」と人は蔑むのでしょうか
シアワセ守るため他の誰かを傷付けた
重ねた情欲に突き刺さる鋭い棘は
絡み合う最期に二人愛した証でしょう?
今は まだ眠って
茨の森の姫君
いつか 迎えに行く
君が望んでくれたら
嗚呼 糸車の毒 蝶を捕らえた
自由に飛び回るその羽根を手折り
奪われぬよう
君が 信じていた 御伽噺じゃないけど
茨を 切り裂き 君を攫いに行くから
嗚呼 穢れを知らない 君が欲しくて
綺麗な物語演じてあげるよ
夢見るように
甘い棘が疼く 君が残した傷跡
このまま 森の奥
僕だけの薔薇になって
今は まだ眠って 茨の森のお城で
いつか迎えに行く
君が許してくれたら
まだ眠るよ 茨の森の奥で
いつか迎えに来て
いつまでも待ってるから
君が望んでいた 王子様では無いけど
百年もいらない
この口付けで目覚めて
貴女の思い出は 紅蓮の薔薇の棘のよう
美しい記憶が 切ない胸に突き刺さる
愛は花弁のように そっと枯れ行く
握り返したその手 離れた刹那に 冷めた温もり
交わした約束も 熱く交わった身体も
貴女への想いも 何時かは塵となり果てる
薔薇の花弁の紅は まるで鮮血の色
貴女に近付いても 棘に阻まれて 血に染まる花
返り血を浴びながら 綺麗に狂い咲く貴女
捨てた恋の数だけ 艶やかに咲き乱れる
その真紅の色に 貴女を愛した私の
身体に流れてた 血潮も混じっていますか?
堪え切れない 気持ちを仮面で隠して
溢れ出る涙は 止まる事すら知らずに
初めて見た顔の 男と愛し合い踊る
最愛の女性(ひと)の名を 大空に向かい叫ぶ
# 棘
Lyrics written by TORIDORIA
Music written by KOUICHI
> Chrous
幾千突き刺さる 心の中にある棘
それだけは確かな ボクが生きてきた証
> A-Sec.
ただ 泣きぬらしていた 教室のすみ
それだけまだ残る 若かりし記憶 それが青春
> Chrous
いまさら お情けもお涙も要りやしない
過去は過去のままで 永遠に積もり積もる
> A-Sec.
社会に飛び出しても ほとんど同じ
うだつの上がらない そんな毎日を ボクは生きてく
> Chrous
理不尽なワケでも 傲慢なワガママでも
顔には出ぬように 器用に受け止めてきた
幾万突き刺さる 心からはみ出る棘
すこしずつ漏れてく ボクが残した爪痕
> Guitar Solo
> Chrous
秩序のため 公共の福祉のため
犠牲になるのなら 甘んじて受け入れよう
逝くまで突き刺さる 世の中にうずまく棘
そいつらもまとめて ボクが歩むべき墓標
棘
作詞:Pork28号
君が居たその証 心に突き刺さった棘
僕と居たその証 隣に居たその記憶
そう始まりはいつも 小さい事だった
薔薇に触れた様な痛みを知ってから 君を求めた
君と居たその証 心に突き刺さった棘
足掻く程に食い込む 僕の嬉しい苦しみ
履き違えた理想に 迷い行く日々
横暴になる僕に嫌気が差したか 置手紙も無い
君が去ったその証 心に突き刺さった棘
威張る程に食い込む 虚しいだけの苦しみ
愛を忘れた罰 僕にお似合いの居場所
君が去ったその部屋は たった独りの王国で…
もう戻らない 振り向かずに去った背中
僕が招いた冬に 二度と春は来ないのだろう
君が去ったその証 心に突き刺さった棘
道を違えた僕らの 悲しいだけの苦しみ